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緋色の習作

『緋色の習作』は色と色彩語、色彩語に使われている漢字の関係性を可視化した作品。
「深緋」という色彩語がある。深緋はRGBで R: 201, G: 23, B: 30 と表現されることがある。
この様に、色を数値で表現可能だが、日本語話者は「深」と「緋」の漢字のイメージから、色をイメージすることが可能だ。
「深」は「深い」「暗い」「重い」などのイメージを喚起し、「緋」は「赤い」「茶色っぽい」といったイメージを喚起する。
この様な漢字が喚起させる色イメージを、色彩語を構成する漢字から観察するために三つの可視化作品を制作した。
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